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五十の手習い

50にしてマンション購入。生きているうちにインテリアは整うのか・・・!

東京観光 

 

年末に友人のフランス人一家が来日した。


息子の一人が、「マンガ」を学ぶため、
昨年の3月から東京暮らしをしており、
息子に会いがてら、東京観光をしようというもの。


このマンガの学校は、
フランス人が経営し、フランス語で授業をする、
というもので、2年のカリキュラムのうち、
1年目はパリで、2年目は東京で授業を受けるらしい。


パリで、日本語でフランス料理のレッスンを受ける感覚かな。



成田空港に迎えに行く。
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ここ数年は、国内線はもとより、
国際線でも羽田を使うので成田空港はとても久しぶり。

京成スカイライナーの線路の脇に、
延々と太陽光パネルが連なっていた。



宿泊は、
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高田馬場の素泊まり旅館。

昭和のいつ頃建てられたんだろう、
昭和感満載のレトロな旅館だった。

部屋の扉は障子、あるいは襖で、鍵はなし。
泊り客は外国人ばかりで、これまでいろいろトラブルがあったのでしょう。
障子の開け方から、トイレの使い方、
シャワー、洗面所と1つ1つ全て1時間ぐらいかけて女将さんが説明していた。



彼らのおかげでこれまで行ったことのない東京に行くことができた。


まずは、柴又。
名前は知っていても、柴又って一体どこにあるんだ?
という人が多いと思うのだが、
浅草が3分の1ぐらいのサイズになって、
しかもより落ち着いて、とてもステキなところだった。


ものすごい充実した駄菓子屋さん
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見るからに怪しげな駄菓子が山積みでみんな大喜び。



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お煎餅、おまんじゅう、餅菓子。
参道には珍しい、美味しいものが両脇に続いており、
買い食いが止まらない。



葛飾柴又帝釈天
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金のう○こに巻きついた2匹の白蛇。
ありがたそうだ。(由来は知らない)



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お寺内の日本庭園は、お庭を囲む渡り廊下から楽しむ。

靴は入り口で脱いで来ているのに、
アジアの人らしい観光客が、靴下のまま降りて、
庭内をうろうろしていた。

すると一家の長男くんが、
ここは進入禁止であると注意。

なんてきちんと育っているんだ!

18〜25歳までの4人の子供たち(もう成人した子もいるけど)は全員、
礼儀正しく、他国の文化に関心を持ち敬意を払う。

どうやってこんな良い子に育てたんだ!
と私は感心しっぱなしだった。



スカイツリー
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完成したスカイツリーをようやく見た。



別の日に鎌倉へ。
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駅からすぐの鎌倉野菜の販売所には、
自慢のカラフルな野菜が並ぶ。


外国旅行したら、市場には絶対行きたい(私の趣味)。



そして最後は大仏さま。
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何を見ても聞いても食べても、
率直に喜んでくれる彼らと約1週間をともにし、
本当に素晴らしい東京観光ができました。







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1日ワインセミナー 

 

パリにスーツケースを置いて、
翌日にはブルゴーニュワインの中心地ボーヌに向かった。

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ボーヌの街の植栽はなんとなくワインっぽい色合い。


ここには、ブルゴーニュワインの職業技術センターがあり、
そこでシロウトを対象にした1日ワインセミナーを受講した。
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ブルゴーニュワインに関する一般的な講義を受けた後、


6本のワインをテイスティング。
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左3本が白で、右3本が赤。


講師が「これは焼いたブラックチェリーの香りだ」からの、
「時間がたったらシロップ漬けのブラックチェリーに変わった」だの
言っていたが、まったくわかりません!

前々から思っていたが、
香りも味わいも人は自分の記憶の中からしか拾えない。

だから「なんでもあり」に近いと思う。


ランチは講師を囲んで受講者(16人)全員でボーヌのレストランへ。
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オードブル:ポーチドエッグの赤ワイン煮
メイン:ブッフブルギニョン
チーズの盛り合わせ
デザート:クレームブリュレ


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グラスには赤ワインが入っているが、これは、
「赤ワインがいかにチーズに合わないか」を見せるため、だとか。

講師が言うには、チーズには断然、白ワインなんだそう。

100歩譲って、クリーム系のくせのあるチーズには赤でもまあいいが、
くせのないハードタイプは絶対、白と力説する。

これには参加していたフランス人も
「え、チーズには赤でしょ!?」とびっくりしていた。


いずれにしろ、こんな量のチーズは食べられません。



ランチ後はフィールドワーク。
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ブルゴーニュワインのスーパースター、
ロマネコンティの畑は、ごくごく小さなもの。

これっぽちしかなかったら、あの値段にもなるよね。


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特級ワインの畑では、馬を使って耕作するところも多い。


そんなこんなで1日ワインセミナー修了証をもらいました。



おまけ
フランスでは4月に入って、フランス国鉄の大規模なストが続いている。
なんでも3日動かして2日ストする、とかいうふざけたスケジュールだ。

パリに帰る日がこのスト日にあたった。
12時すぎにボーヌの駅に向かうと、
この日のTGV(フランスの新幹線)は19:26のもの1本しかない、
という。

あとは全部ストで運休よ!


ちょっと待て!と思うが、
もうパリに帰れるだけラッキーと思うしかない。

TGVの出るディジョンまでボーヌからローカル線で約20分。
これも17時台と18時台の2本しかないという。

5時間近くを駅で無益に過ごした後、
17時台のローカル線でディジョンに着いて発着板を見ると、


18:01 パリ行きTGV


とある。
そんなの聞いていないよね、と思いながら、
予約の変更(TGVは全席指定)ができるのかと、窓口で聞くと、

「そんなのあるの? わからないから、乗っちゃって!」

券売機近くの係員さんも、プラットフォームの駅員さんも、


「そんなのあるの? 
わからないから、乗っちゃって!」



どうやら運行システム上には登録されておらず、
想像するに運転手さんやら一部の人による

「これ、動かしちゃお」状態らしい。


乗客たちもなんか知らんけど、来たから乗っちゃお的な?



乗ってから車掌さんが1度ブラブラ通路を通ったが、
特にチケット拝見するでもなく、
乗客と世間話をして、去って行った。


さすがだよ、フランス・・・!!


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斜め前に座っていたお兄さん。
どっからどう見ても、見事にパンクな装いだが、
乗るや否や降りるまでずーっと、刺繍していました❤️




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フランスの光と闇 

 

1週間のフランス滞在を終え、先週帰国した。


今回は20年ぶりのパリだったのだが、
まるで20年前から現代へタイムスリップしてきた気分がする。


パリの空港に到着後、タクシーで市内に向かう。
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フランスのタクシーは当たり外れが大きい。

空港では1台前、あるいは後のはきれいな車だったのに、
私が乗ったのは、洗浄したのはいつなの?
という汚れたままの車。

とにかく目的地に到着するまで延々と運転手さんに愚痴られた。
2年ほど前に空港からパリ市内は右岸が50ユーロ、左岸が55ユーロの
単一料金システムが導入されたのだが、
四六時中ひどい渋滞で、とてもじゃないが割に合わない。

年収のうち、消費税がいくら、所得税がいくら、
社会保障費がいくら、と明かしてくれたが、
うん、そうだよね、それっぽちしか残らなかったら、
やってられないよね!という、重い社会負担だった。


いきなり闇にはまりそうになったが、
今回、滞在したパリ南部にあるCité internationale universitaire de Paris
(パリ国際大学都市)は息が止まりそうなほど美しい季節だった。

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ここは広大な敷地に各国が留学生会館を建てた国際交流の場で、
Maison du Japon(メゾン・デュ・ジャポン:日本館)もある。
(奥が日本館、右手はイギリス館)

1週間前に夏のような暑い日が続いたことで、
一気に花が咲き、樹々の緑が鮮やかさを増したらしい。



日本館
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日本の城のイメージらしいが、むしろ温泉旅館のようなデザイン。

本来は留学生や研究者が長期滞在するための施設だが、
知人のおかげでここに泊まらせてもらった。


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(部分)
ここには藤田嗣治の大作が2枚あり、
各国大使がわざわざ見に来たりする。



滞在中の通信手段は格安のフリーSIMカードを利用。
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2ユーロ(通信料)+10ユーロ(カード代)の12ユーロ(約1600円)で
国内通話はもちろん、国際通話も固定電話へなら
2時間まで無料。1週間なら十分すぎる容量がある。

購入にはフランス中に自動販売機があり、
日本館からも徒歩7分のところにある雑誌屋さんの奥に埋もれていた。

こんなものを売ったところでたいして利益にもならない、
とばかりに自販機の前にはものが積まれており、
店のおばさんは面倒臭そうに足で荷物を蹴りどけ、
無言のままさっさとバックヤードに引っ込んだ。



薄暗くて狭い店を出れば、



リラをはじめ、白い小さな花が咲き乱れている。
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マロニエも満開。
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(モンスーリ公園)


今回の滞在は、知ってはいたものの、
どうしようもないようなフランスの光と闇を
改めてかいま見た1週間だった。








 

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